彩湖・道満グリーンパーク道満河岸つり場

武蔵野の面影を今に残す美しい景観、小鳥のさえずり、緑豊かな環境は東京に隣接する県南の地ではまれに見るつり場として釣り愛好者に広く親しまれています。

釣りだけでなく、広場で遊んだり、土手で寝転んだり、新鮮な空気を吸いながら散策したりするにも、最適な所です。

日差しをたっぷりと浴びて、一日のんびりとお過ごしください。

道満河岸つり場の歴史

道満河岸は、明治から大正にかけて水上交通の要所となっていました。埼玉県秩父と東京深川を結ぶルートとしての川は材木や酒等の運搬船が三々五々、道満河岸(現在の金魚つり場付近)の船着場に停泊し、船頭たちの利用する船宿的なものが2軒あり、酒、食料品、雑貨を販売していたといわれ賑わっていました。また道満河岸は県道蕨―志木線が通っており、県営船着場でもありました。

このように発達してきた道満河岸もやがて昭和初期、国家事業としての荒川改修工事で、新荒川の完成により、この付近は廃川となり、古川と呼ばれるようになりました。そして、横提の構築でせき止められ、池として残ったものが現在の道満河岸つり場です。道満河岸は古川として残って以来、つり場として発達します。

昭和33年、当時戸田町(現在戸田市)と美笹村が合併。当時の戸田町観光協会はこのとき古川(道満河岸)の利用に着目し、道満河岸つり場として新しい一歩を踏み出しました。そして、釣り愛好者の要求に答えるべく自然美を損なわない整備工事、浚渫工事など相次ぐ工事が行われ始め、現在の道満河岸つり場に至っています。

昭和44年には、道満河岸金魚つり場がオープンし、祝日などは親子連れで賑わい、市民憩いのつり場として多くの人に親しまれています。

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